天体写真奮闘記 INDEX
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天体写真に興味を持ち出したころのバイブル。
1976年発刊の藤井旭先生の天体写真教室。父親のカメラを持ち出して、フードを自作。小遣いでレリーズを買って星座を撮り始める。


当時はオリンパスペンやリコーのハーフカメラが大流行。ショット数が増えプリント料金が安くなってきたとはいえ小学生の小遣いでは現像代は高すぎ、1ヶ月に12枚撮りの白黒フィルムでの撮影1本が精一杯。暗くなるとカメラを持って住宅街を徘徊するので、不審者に間違われたりPTAに通報されたりする。

突然友達が高橋製作所の65mmP-2型赤道儀屈折望遠鏡を購入。
一気に望遠鏡が欲しくなる。
親にせがんで買ってもらったビクセンポラリス80M。
中学生になり極軸望遠鏡を追加するも、当時は光軸あわせも大変で、メモリ環の使い方もわからず、M57などの肉眼やファインダーで見えない星雲などは見つけられなかった。

お年玉を貯めて、近所のカメラ屋さんで一番安い一眼レフカメラを手に入れる。

一眼レフカメラを手に入れると早速カメラアダプターを購入。カメラをつないでみたものの、撮影は想像以上に難しく、このカメラのスクリーンが白濁したすりガラスのようなこともあって、全くピントがわからない。当然ガイドを必要とする星雲の撮影は無理だし、土星を拡大撮影してみてもなんかだか伸びた光のようなものが写るだけ。

今考えてみれば、追尾装置もない望遠鏡で高倍率撮影しようなんて、できなくて当然。結局当時は月と太陽ぐらいしか撮れなかったが、それでも夏休みの自由研究には十分だった
このころのバイブル。「天文ガイド別冊手づくり天体観測所作例集」と「天文ガイド編ポータブル赤道儀の作り方」。

このころはドームだけでなく、望遠鏡もラジオも子供向けの本には自作が勧められていた。先日学研の科学と学習の廃刊が決定したそうだが寂しい限り。

そこで製作したポータブル赤道儀。1号機は木製でテスト作成。望遠鏡を作る趣味としては十分楽しめたが、実用に使いたくて親戚の鉄工所で金属フレームを溶接してもらったのがこの写真の「ポタセキ2号」。十分な強度があって、動作も完璧だったけど、当時はまだ中学生。暗闇が怖い時期。一人でガイド鏡を覗いていると何かと恐怖感があって、このポタセキで仕上がった写真はありません・・・
この後、20年ほど天文から遠ざかることになる。

2003年入院中の病室から異常に明るい火星を見つけ、退院するとすぐに、中古市場で1万円ほどになっていたCOOLPIX950を購入。フィールドスコープ用のデジカメアダプターと手持ちのカメラアダプターを組み合わせて望遠鏡に接続。早速撮ってみる。それらしく写っている。露出も1/8秒程度でガイドの必要もない。

木星を撮ってみる。さすがに1秒程度の露出が必要。モータードライブがないので、手動で赤経ハンドルを回しながら撮ってみる。液晶モニターに写るデジカメならではの芸当。
場所が動かないように繊細にまわしていくも、シャッターが切れている間はモニターが消える。それでも微妙な感覚を保ち、まわし続けると何とかそれらしく撮れている。土星も同様に撮影。小学生のとき、赤道儀を買って良かったとこのときになってうれしく思う。

知人からスカイセンサー2000PCを譲り受ける。当然手持ちのポラリス赤道儀には使えないので、GPE赤道儀を購入。スカイセンサーはメーカーでバージョンアップ、モーター交換をしてもらい自動導入を堪能。子供のころ見つけられなかった星雲星団がいとも簡単に導入できる。テクノロジーは素晴らしい。

雲台でクールピックスを乗せてノータッチガイドも可能になった。

惑星撮影では重宝したCOOLPIX950でしたが、シャッタースピードが最長8秒と短く、星野撮影では全く使用できなかったので、当時中古相場2万円ぐらいになっていたCOOLPIX990へ変更。バルブは1分まで可能ということで購入したが、ノイズリダクションが内蔵されておらず、撮影写真は星なのかノイズなのか全くわからない仕上がり。あきらめてCOOLPIX995へ買い換える。
このCOOLPIX995は予想に反してきれいに写りましたが、CCDのアンプノイズでしょうか?フレアやゴーストのようなノイズがのってしまい、残念ながら実用にはできませんでした。動画機能を搭載しているので、レジスタックスでの合成も考えましたが、動画は最長40秒まで、しかも秒15フレームのため最高でも600フレームしか撮れないので断念。M42オリオン星雲も最長露出で中心部しか写りませんでした。

デジタル一眼レフカメラがずいぶん安くなってきたので、ノイズの少なさで定評のあるEOS KISSデジタルを購入。自動導入、追尾に任せてISO400で30秒露出してみる。リング星雲が簡単に写る。これはすごい。

3枚撮って合成してみた。しかしよく見るとなにやら赤い点が。これがCCDの長秒ノイズ。ダークフレームを撮影して減算すると消える。COOLPIX995ではノイズリダクションという名前でカメラが実行してくれていたことだ。
オリオン星雲をISO800で30秒露出して6枚合成。COOLPIXとは比べ物にならないぐらい写る。同じようにアンドロメダ星雲やアレイ星雲も撮ってみる。ところがどうも迫力が出ない。30秒では露出が短すぎる。

眼視で撮影対象を確認した後、カメラをつけると対象がいなくなる現象が発生。カメラの重さで接眼部がたわむようだ。あらかじめ下がることを想定して視野の下のほうに導入しなければならない。36mmのドローチューブと70年代のつくりでは仕方がないか。

VC200L-GPDを購入。各部とてもしっかりとしている。8cm屈折望遠鏡とは比べ物にならないぐらいよく見えるが、重量ゆえバランスもシビアになり、性能をもてあます。焦点距離も長いため、ノータッチガイドでは1分程度で流れてしまう。レデューサーを追加。それでもKISSデジタルでは35mm換算で2000mmを超えてしまう。

ジャンクで買った軽量望遠鏡をガイド鏡としてつけてみた。ここでポタセキ2号を作ったときの暗視野照明装置と十字線入りアイピースが役に立つ。25年以上前の発光ダイオードは今も光り続ける。ガイド星を導入しづらいので、ガイドマウントを追加。機材が大掛かりになり折角なのでもっときれいに撮れるよう、以後撮影は空の暗い山のふもとまで遠征することに。

これで上手く撮れるだろうと思ったけどそううまくははいかない。空の暗い田舎で5分露出すると以前とは比べ物にならないほどよく写る。しかしスカイセンサーの使い方がよくわかっていないし、ガイドも上手くいかない。拡大するとガタガタに写っている。40倍という低い倍率でガイドしていたことと、ガイドのスピードが高すぎたことが原因のよう。

ガイド鏡の倍率を40倍から64倍にあげてみた。スカイセンサーの低速度を0.5倍に設定。だいぶましになってきた。ガイドの成功率もかなり上がってきた。焦点距離35mm換算2000mmでは写野が狭すぎる。

M42 オリオン星雲
ISO800 露出5分3枚+2分1枚
EOS KISS DIGITAL VC200L
M51 子持ち銀河
ISO800 露出10分を2枚合成
EOS KISS DIGITAL VC200L
M1 かに星雲
ISO800 露出5分を2枚合成
EOS KISS DIGITAL VC200L

ガイド鏡のアイピースをじっと覗いているのも疲れるので、以前COOLPIX995のモニターにオリオン星雲のトラペジウムが写っていたことを思い出して、ガイド鏡につないでみた。GPDでは明らかに過積載。導入や追尾精度が悪くなったので、SXD赤道儀に変更。マルチプレート化する。3〜4等星までモニターで確認できる。液晶保護フィルムに円を書いてモニターに貼り付け、ガイド星がはみ出さないようにガイドする。
モニターの角度も変えられるので、これで楽な姿勢でガイドができる。
画面が明るく目が疲れる欠点もあるが、暗闇の中、周りに気を配ることもできるようになった。何かわからない鳴き声が近づいてくるのは恐ろしいし、実際に撮影中10m横を鹿がダッシュしていった時は驚いた。

ところが、ガイド星がなぜか東西方向にピクン!と跳ねる。数秒おきに車のタコメータがハンチングするみたいにピクッ!ピクッ!と跳ねるのです。設定が悪いのかとバックラッシュを変更したり、バランスを取り直してみても直らないのでメーカーに問い合わせたところ初期不良のようで交換してもらいました。


GPDに比べて格段に剛性感のあるSXDは、GPDではあきらめていた程度の風でも撮影可能ですが、マルチプレート化の影響でバランス取りがかなり難しくなりました。そのため追尾や導入精度が悪くなり、しかもスターブックはスカイセンサーではできた同一天体での再アライメントが出来ず、かなりストレスを感じます。しかも最低速度が恒星時の2倍までしかなく細かい動作が出来ない。オートーガイダー用のスピード設定ではスカイセンサー同様恒星時以下の設定が可能なのになぜか手動操作では出来ない。オートガイダー化も考えたけど、「自分で撮った!」と言いたいので手動でガイドしたい。そこでガイド鏡の倍率を200倍に上げ、さらに995のズームをテレ側にしてガイド星を拡大。合成焦点距離は6400mmとなり、ガイド星の動きを細かくチェックできるようになったことでガイドミスが激減。

M31 アンドロメダ銀河
ISO800 露出5分2枚+8分1枚
EOS KISS DIGITAL VC200L
M33
ISO800 露出10分x2枚
EOS KISS DIGITAL VC200L
M104 ソンブレロ銀河
ISO800 露出10分x2枚
EOS KISS DIGITAL VC200L
M27 アレイ星雲
ISO800 露出5分x4枚
EOS KISS DIGITAL VC200L
キャノンEOS40Dで撮った白鳥座中心付近

IR改造をしていないデジタルカメラでは全く星雲が写らないので、赤い星雲がよく写ると評判のFinepix S3proを購入。

Finepix S3proで撮った白鳥座中心付近

確かに全然違う。
200mmレンズで撮ってみた。
馬頭星雲も写る
直焦撮影より露出も短くてすむし、簡単で楽しい。


露出3分 F4 ISO800 2枚とISO1600 2枚の4枚を合成
Finepix S3pro Ai200/4
VC200Lで直焦撮影した馬頭星雲。
S3proでもノーマルでは迫力に欠ける。
M45 昴
ISO1600 露出3分x3枚合成
Finepix S3pro Ai200/4
NGC2237 バラ星雲
ISO1600 露出3分x2枚合成
Finepix S3pro Ai200/4
IC434 馬頭星雲
ISO1600 露出10分x2枚合成
Finepix S3pro VC200L
赤い星雲がよく写るので星雲撮影には重宝するFinepix S3proですが、細かいランダムノイズが非常に多く、ダークを引くと写真が穴だらけになる欠点があります。特に小さい天体を拡大すると、大変目立ちます。そこで天体写真向けに発売されたEOS20Daを入手。赤い星雲の写りはS3proとそれほど変わらないが、ノイズが少なく、またライブビューもいちいちメニューから選択しなくてもいいので、大変使いやすい。M57などの小さな被写体も楽しめるようになった。
EOS20Daで撮った白鳥座付近。
露出3分x3枚合成 30mm F4
ISO800
NGC7000 北アメリカ星雲
360mm ISO1600
露出6分を6枚合成
EOS20Da 75EDHFU
M57 リング星雲
ISO 800 露出7分x2枚合成
EOS20Da VC200L


レジスタックスという無料の天体写真用画像編集ソフトがあるのとデジタル一眼レフカメラに動画機能が装備され始めたので、EOS KISS X4で木星を撮ってみた。

EOS KISS X4の動画は640x480サイズだとクロップアップで中心部分を大きく撮ることが出来ます。これは便利。
ところが撮影した動画がクイックタイムのMOV形式のため、レジスタックスで開けない。Any Video Convereterフリー版と言うフリーソフトでAVI-Motionjpegに変換。音声も無効にしないと認識されないので、今後は撮影時に音声を録音しない設定にすることに。EOS KISS X4から動画時のISO感度を自由に設定できるようになったため、ISO3200で撮った動画から3000枚ぐらいを合成。Waveletを強力にかけても変な状態にならない。これはすごい。
問題はVC200Lが全く惑星観察に向かないこと。
露出が7分を超えると、とたんにガイドの成功率が悪くなることが判明。
SXD赤道儀は基準星でアライメントをすると赤緯方向のズレも修正しながら追尾してくれます。このため赤経方向のボタンを押すと、微妙に赤緯方向も動いてしまいます。この機能が長焦点での撮影時には邪魔になることがあります。スカイセンサーにはX-Yモードがあり、赤経方向のみを動かすことができましたが、SXDにはこの機能がありません。そこで撮影対象を導入したら、電源を切って再起動するとアライメント情報が消え、赤経側のボタンを押しただけでは赤緯側は動かなくなります。再度ガイド星を戻してガイドをすれば成功率が上がります。
この方法では別の対象に移動したいときは再度電源を切ってホームポジションからやり直す必要があります。面倒な場合は基準星導入時にクランプフリーで手で導入し、アライメントをしないという方法もあります。

冬のマイナス気温の中での半自動ガイドはかなりつらく、また、一緒に撮影に出かける仲間が増えるとガイドに集中するより会話を楽しみたくなります。そこで特価で販売されていたビクセンのオートガイダーAGA-1を購入してみました。AGA-1はモニターに写っている星を人間に代わって修正、ガイドしてくれるのですが、手持ちのカメラではレベルチェックで星を認識せず、ガイドもうまく行きません。モニター上でははっきりと4等星でも確認できるのですが、明るすぎとも暗すぎとも判別されずエラーとなり、どうにも使用できません。AGA-1できちんと動作させるためには高価な高感度CCDカメラが必要なようです。また思ったよりも精度も悪く、1200mm程度のガイド鏡で1000mm以下の撮影鏡しかうまくいかないとのこと。お金をかけるだけの効果が見込めず断念。

撮影中でも星空を眺めていられることや疲労の低減効果が高いので、やはりオートガイダー化することに。手持ちのUSBカメラとミニパソコン、フリーソフトのPHD Guidingを使用。
ソフトをダウンロードして、ASCOM PlatformSX用のドライバーをインストール。クロスのLANケーブルでスターブックとパソコンを接続。パソコンの設定を「IPアドレスを自動的に取得する」にしておき、先にスターブックの電源から入れます。ソフトを起動して望遠鏡の選択をすると「Sphinx」がリストにあるので選択。setup画面でIPアドレスを確認し、Guiding rateを2Xなどに変更。USBカメラのドライバーをインストールすれば準備完了です。カメラアイコンをクリックしてWindows VFW-style webcamを選択、説明にしたがって手順通りに進めればキャリブレーション後、追尾を開始してくれます。

PHD Guidingの設定はほぼデフォルトのままですが、RA Aggressivenessを80へ、露光時間を1.0Sへ変更。スターブックのバックラッシュは手動のときと同じでRAは0、DEC側を40。焦点距離1800mmのVC-200Lで10分以上の露出でも問題なくガイドしてくれます。バランスによりDEC側が動きすぎるときは20にするなどバックラッシュの調整でうまくガイドしてくれるようになります。パソコンがあればWEBカメラやLANケーブルなど数千円の投資でできてしまうとは、ソフトやドライバーの製作者に感謝。撮影中でも星空を眺めていられることで、すごい閃光で爆発するような流れ星も見ることができ大感激。これを期に長焦点を活かした銀河などの小さな対象の撮影や、星雲のアップ撮影にはまる。
PHD Guidingで撮ったM51
ISO 800 露出7分x6枚合成
EOS20Da VC200L

ソウルのカメラ店で中古のタイマーリモコンを発見。11万ウォンを10万ウォンにまけてもらい購入。日本円で7500円ぐらい。これにより、オートガイダーと併せて全自動での撮影が可能に。残念なことはミラーアップ機能が使用できないこと。セルフタイマーモードにして10秒余分に露出設定すれば使用できますが、今のところミラーショックブレは起こっていないので問題ありません。

M20 三裂星雲
ISO 1600 露出5分x4枚合成
EOS KISS X3 IR改造
75EDHFU
友達のEOS KISS X5を見ていたらとても楽そうだったので購入。天体改造機ほど赤い星雲は写りませんが、以前の機種に比べると写りは良いようです。ISOを12800まで上げるとライブビューで4〜5等星ぐらいまで写り、10倍拡大範囲も画面上を移動できるのでピント合わせがとても楽です。バリアングル液晶モニターのおかげでカメラの下にもぐりこむ必要もなく、実に天体撮影向きです。センサーの熱ノイズも非常に少なくISO1600での撮影でもクリアな画像が得られます。

レンズにもよるとは思うが、北アメリカ星雲は赤く写らない。残念。
それでも銀河などの撮影では威力を発揮してくれます。
IC434 馬頭星雲
EF200mm F4 ISO1600
露出4分を4枚合成
EOS KISS X5
SIGMA 120-400mm
IC434馬頭星雲
ISO1600 露出4分x2枚
EOS KISS X5 ポラリス80M
デネブ付近
EOS KISS X5 EF-S18-55mm
ISO800 露出4分X4枚
M63 ひまわり銀河
ISO1600 露出8分x6枚
EOS KISS X5 VC200L
M104 ソンブレロ銀河
ISO1600 露出7分x6枚
EOS KISS X5 VC200L
M106
ISO1600 露出7分x6枚
EOS KISS X5 VC200L
NGC4038 触覚銀河
ISO1600 露出10分x5枚
EOS KISS X5 VC200L
韓国で売ってるEOS KISS用のタイマーリモコン。日本では販売されていないものです。これでKISS X5もインターバル撮影が自動で可能に。KISS Xシリーズはバルブ撮影中、液晶モニターに時間が表示されますが、タイマーリモコンがあれば露出時間も揃えられるし、モニターや時計を見ていなくてもいいので大変便利です。価格は3万ウォン。円高の影響で購入時日本円換算1977円。天体ショップから出ている中国製タイマーの半値以下で購入できます。また、天体ショップからはTC-80N3用をKISSシリーズで使うための変換ケーブルが販売されていますが、すぐに抜け落ち、接点ピンが曲がるなど余りつくりがよくありません。このタイマーはペンタックスでも使えますが、他にもニコン用やソニー用などほとんどの機種のものが発売されていました。

折角一晩中星空の下にいるので、最近流行のタイムラプスを作ってみることに。
広角レンズをつけて固定撮影で30秒おきに20〜30秒の露出をタイマーで延々繰り返し撮影。撮影したファイルをWINDOWSに付属のWINDOWSムービーメーカーで動画にします。そのままの設定だと写真が5秒おきにしか切り替わらないので、XP版の場合、ツールからオプションを選んで、詳細タブの中の「画像の再生時間」と「切り替え効果の再生時間」をそれぞれ最小値にします。後はムービーで保存すれば出来上がりですが、保存形式がWMVのため、Any Video Convereteで変換してあげればブラウザでも見ることができます。Macintoshの場合はQUICKTIMEプロ等のソフトで動画に合成できます。

普段は天体写真の天敵の雲だけど、この撮影方法は雲が出ても楽しめる。

星景写真の場合、星が細かな点像では物足りないのでソフトフィルターを買ってみた。ソフトフィルターを使用して撮影すると、星の明るさに応じて星像が大きくなるのが強調され、目で見た空と近い写真になります。ところがソフトフィルターといってもいろいろあるようで、とりあえず買ってみたら星が丸くならず分離して伸びるだけ。カメラ屋さんに事情を説明して、星が丸く写るフィルターに交換してもらいました。


左はマルミのシルキーソフトA
星像がぼやけず縦に伸びるだけ。

右はケンコーのPRO1D プロソフトンA(W)。価格はマルミの3倍ぐらいするが星が丸く写り色もよくわかる。


EOS20Daで繭星雲が全く写らなかったことに閉口して、天体改造機を購入。ローパスフィルターの代わりにガラス板が入っていて赤外線をカットしないように改造してあり、赤い星雲がとてもよく写る。反面、CCDとこのガラス板の間で明るい星は光が反射して変なゴーストが現れます。やはり純正改造機とは差が出るところです。

IC434 馬頭星雲
EOS KISS X2 IR改造
露出6分を6枚合成
EOS KISS X3 IR改造 VC200L
IC443 くらげ星雲
EOS KISS X3 IR改造
露出10分を6枚合成
EOS KISS X3 IR改造 75EDHFU
モンキー星雲
EOS KISS X3 IR改造
露出8分を6枚合成
EOS KISS X3 IR改造 75EDHFU
フィルターを使うとゴーストがさらに顕著に

EOS KISS Xシリーズで撮影したデータが手持ちのステライメージVer.5では使用できないことが判明。バージョン6を購入しようと思ったがダーク引きと合成ぐらいにしか使用していないので、フリーソフトで対応することに。Yimgというソフトでダーク減算が可能で、TIFFファイルへ変換が可能です。ステライメージのダーク処理と比べると若干ノイジーではありますが、製作者さまに大感謝。Yimgで開いた画像はホワイトバランスがデフォルトのため改造機の写真は真っ赤になりますが、各色でのレベル調整で対応できます。

EOSシリーズに付属のDPPでもレベル調整ができます。画面がYimgより大きいのでレベルが取りやすいです。また16bitTIFFへの変換もでき、ノイズリダクションで輝点ノイズを減らすこともできます。先日EOS60Daが発売されましたが、20Daユーザーの希望としては、天体専用機を謳うのであれば中途半端な透過率で作らないで、極力Hαの透過を可能にしてDPPによるダーク減算、コンポジットができるようにしてほしいものです。カラーバランスがおかしくなりすぎないのはメーカー改造機の魅力でもありますから。

完全オート化すると、一度対象を決定して撮影に入ると1時間ぐらいはやることがなくなってしまいます。撮影地にドブ屋さん(眼視派)がいれば、巨大望遠鏡でコアな対象を見せてもらって楽しめますが、一人の場合や写真屋ばかりと一緒だと結構退屈です。

なので、この時間を利用してもう一台で撮影することに。以前入手したペンタックス75mm屈折鏡にビクセンのA70Lf用鏡筒バンドがぴったりはまるので、スライドバーを利用して予備機のSXWに搭載。500mmの焦点距離はAPS-Cサイズのデジタルカメラでは800mm相当となり大きめの対象の撮影に最適です。さらにレデューサー併用では360mm(35mm換算576mm)となるため、網状星雲等の大きな対象も撮影可能になりました。また、焦点距離が短いため4分程度の露出ではノータッチ撮影も可能で、明るい対象ならば手軽に撮影を楽しめます。
オリオン大星雲
EOS20Da 75EDHFU
ISO800 露出5分を6枚合成
プレアデス星団
EOS KISS X5 75EDHFU
ISO1600 露出5分を4枚合成
アンドロメダ大星雲
EOS KISS X5 75EDHFU
ISO1600
露出4分3枚+ISO800露出6分を合成
網状星雲
EOS KISS X3IR改造 75EDHFU
ISO1600 露出7分を6枚合成
500mm鏡筒でノータッチ撮影していると、ついつい露出時間を延ばしたくなります。オートガイダー化にはそれほどお金もかからないので、SXWもオートガイダー化することに。手持ちのUSBカメラやパソコンがないので、ケンコーのデジアイピースプロとミニパソコン、クロスのLANケーブルとUSB延長コードを購入。程度の良いパソコンを中古で入手したので全部で1万6千円ぐらい。後は前回の要領でソフトをインストールすればオートガイダー化の完成。

ケンコーのデジアイピースは、夏場は画面に輝点ノイズが多く、400mmのガイド鏡で4等星以下の星をガイドに使うとPHDが星とノイズを間違え、ガイドエラーになることがあります。また、映像伝送間隔が広いようで、たまにPHDがガイド星を見失ったり、セッティング時にピント合わせに苦労したりします。およそ光学メーカーの製品とは思えない面もありますが、3等星ぐらいまでならなんとか使用可能です。冬場のマイナス気温であればノイズはなく、5〜6等星でのガイドも可能です。

SXW赤道儀は赤緯側の回転力不足でキャリブレーションできず、気づかないうちにPHDがDEC動作をOFFにしていたりします。極寒の気温ではグリスが固まるのでしょうか、やはり回転力不足でPHDがキャリブレーションできません。バランス取りには非常に気を使っていますが、やはり撮影にはSXD以上の赤道儀が向いているようです。
M81&M82
EOS20Da 75EDHFU
ISO800 露出7分を6枚合成
三裂星雲
EOS20Da 75EDHFU
ISO1600 露出5分を4枚合成
バンビの首飾り
EOS KISS X3IR改造 75EDHFUISO1600 露出4分を6枚合成
彼岸花星雲&出目金星雲
EOS KISS X3IR改造 75EDHFU
ISO1600 露出4分を9枚合成
以前から気になっていたビクセンED81Sを試用。10万円以内で買える8cmクラスのEDアポクロマート屈折鏡筒で、ラックピニオン接眼部を採用していて、レデューサーなどの撮影パーツも充実しているので期待していたのですが、コマ収差と周辺部のピンボケが大きく、残念ながら撮影鏡としては使用できませんでした。眼視観測では土星の縞模様やカッシーニの隙間も見え、入門用望遠鏡としてはいい鏡筒だと思います。
VC200Lの撮像がどうにもあまいのでスカイウォッチャーの20cmニュートン反射を購入。バッフルやマイクロフォーカサーを搭載し、フォトライクを謳っている上、国産品の半値以下とリーズナブルな価格。眼視では当然ですが色収差もなく月のクレーターもパキッとシャープに見え、20cmの大口径だけあって、M13球状星団も粒々と星が解像して楽しめます。
 写真撮影ではF4という明るい性能のおかげで淡い星雲の撮影が可能。明るい対象では露出時間を短くでき、一対象あたりのショット数を稼げるようになりました。
焦点距離が短いため、小さな対象はトリミングが必要でトリミングするとVC200Lとさほど変わらない描写となります。それでもバイザックの1/3程度の価格で同程度の描写が得られると考えればかなり有効です。
光害カットフィルターを買ってみた。IDASのLPS-P2。
写真屋さん(天体写真を撮っている人)が必ずといっていいほど使用しているので、真似してみた。
IR改造機との相性が抜群で、光害により撮影をあきらめていた場所でも撮れるようになった。特に赤い散光星雲には効果絶大。もっと早くから使用すればよかった。
コマコレクターにねじ込むことが出来、49-48mm変換リングでフリップミラーやVC200L用のレデューサーにも装着できる。
オメガ星雲
EOS KISS X3IR改造 BKP200
ISO1600 露出5分を4枚合成
亜鈴状星雲
EOS KISS X3IR改造 BKP200
ISO800 露出4分を10枚合成
らせん星雲
EOS KISS X3IR改造 BKP200
ISO800 露出4分を6枚合成
IC59&IC63
EOS KISS X3IR改造 BKP200
ISO800 露出10分を10枚
+ISO1600 露出5分を4枚合成
反射望遠鏡を4回ぐらい使用したら、なぜか星がいびつに。ドローチューブによる星像の乱れかと思ったけど、どうもそうではない模様。ピントをずらして星を見てみると右の写真のように・・・。友達にレーザーコリメーターを借りて測ってみるとちょっと光軸がずれている。やはりニュートン反射は光軸調整が必須のようだ。早速コリメーションアイピースとレーザーコリメーターを購入。
左が天文ショップで販売されているレーザーコリメーター12,800円。右がアマゾンで約6,000円で購入したもの。箱もなく、ペラペラの英説しか付属しないけど同じ物のよう。ただし2インチ→31.7mmアダプターは1点止めの物が付属している。
コリメーションアイピースの中心と斜鏡、主鏡の中心を合わせたあとに、レーザーコリメーターで斜鏡からの光が主鏡のセンターマークに当たるように斜鏡を調整。主鏡の中心から戻ってくるレーザーがレーザーコリメーターの中心に戻るように主鏡を調整すれば完了。思ったより難しくない。
光軸をしっかり合わせてコマコレクターを併用すればBKP-200の周辺コマ収差はほとんど気にならない。
三日月星雲
EOS KISS X3IR改造 BKP200
ISO1600
露出6分を4枚+4分を6枚合成
M33
EOS KISS X3IR改造 BKP200
ISO1600
露出4分を3枚合成
馬頭星雲
EOS KISS X3IR改造 BKP200
ISO1600
露出4分を4枚合成
M13
EOS KISS X5 BKP200
ISO800
露出3分を10枚合成
結露の多い日は斜鏡が曇る。
主鏡はヒーター対策で曇りが防止できるけど、斜鏡は難しい。
ヒーターを巻けないこともないけど、筒先対流が起こるので、
影響のない時もあるけど撮影には向かないみたい。
カセグレンの副鏡もそうだけど、やはりフードは必需品。
ビクセンのフードは植毛紙が貼ってないので、自分で貼る必要があるが、貼ると厚みでうまく装着できなくなる。
PPシートと植毛紙、もしくは黒フエルトで自作した方が安くあがるし鏡筒に合わせて自由に作れる。
ファインダーやガイド鏡の曇り防止に重宝している巻きポカ
フードヒーターのように使えて効果抜群。ただし氷点下では凍って役に立たないこともあります。
スターブックが壊れてしまったのでSXWをお蔵入りにしようと思ったところ、「SXWならGP系と同じツカサのモーターだから、ボルトオンでスカイセンサーのモーターが付くんじゃないの?」の一言で決行してみることに。スカイセンサーなら「極軸を合わせた赤道儀」モードや「X-Yモード」での動作が可能。さらにスターブックに入っていない天体がたくさん入っていて星図ソフトを使用する必要がなくなるうえに、子午線越えの反転も任意に出来る。また方向動作スピードやバックラッシュの設定の自由度も高いので、状況にあわせた細かなセッティングが思い通りに出来る。スターブックTENを上回る性能。
モーターカバーとウエイト軸のストッパーをはずして丸いカバーをはずすと分解できる モーター固定ネジとDin端子につながっているリード線をハンダごてを使って全部はずすとモーターをカバーから取り出せます。 仮組みして動作を確認。SXWは左右にモーター軸が出るためRA側が逆転方向になるので、ギア比の設定はRA-036x180、Dec+036x180になる。 モーターカバーに穴を開けてDin端子を取り付けます。左の写真のように仮組みすると再度ハンダ作業が必要になるので、あらかじめ穴を開けてカバーに線を通してくと良いです。
Dec側のDin端子はモーターや筺体に当たるためこの位置にしか付けられない。それでも若干片側の取り付けネジが浮く。カバーごと自作するか、モーターとエンコーダーのリード線を延ばしてSXのコネクター基盤があった位置に工夫して取り付けてもいいかも。 クロスのシリアルケーブルとUSBシリアル変換ケーブルでスカイセンサーとパソコンを接続、ASCOMのダウンロードサイトからGeneric LX-200もしくはVixen SkySensor2000のドライバーをインストールすれば、今までどおりPHD Guidingで使用できる。デバイスマネージャーのCOMポート番号とASCOMドライバーのCOMポート番号を合わせておく必要がある。
スカイセンサー2000PCはスターブックに入っていないIC対象も豊富に登録されているので楽々導入できる。おそらくスターブックはあの時代、星図表示のためにメモリーを犠牲にした設計なんじゃないかな。どう考えてもグレードダウン。
勾玉星雲〜M38
EOS KISS X3IR改造
EF70-200/2.8L
ISO1600 露出3分を6枚合成
NGC6820
EOS KISS X3IR改造 BKP200
ISO1600
露出6分を8枚合成
追尾精度はやはりスターブックより格段にいい。パソコンとのシリアル接続はトラブルが多いらしいけど、今のところそれほどストレスがない。何よりLAN接続と違い、中断時にスカイセンサーの電源を落としてもPC再起動なしに復帰できる。
M101 回転花火銀河
EOS KISS X3IR改造 BKP200
ISO1600
露出4分を8枚合成
M16 わし星雲
EOS KISS X3IR改造 BKP200
ISO1600
露出4分を6枚合成
パーティノフマスクを借りて使ってみたらピント合わせが超簡単。型紙をダウンロード出来るサイトがあるので自作してみた。このサイトに主鏡の有口径などを入力すると型紙を生成してくれます。印刷してPPシートに転写して切り抜きます。 真ん中の光線が交差している斜めの光線の真ん中にくればOK!
IRフィルターを除去した代わりにセンサー前にクリアフィルターを入れる天体IR改造機は、このクリアフィルターのせいで恒星にゴーストが出ます。IR改造機を一般撮影に使うことはないので、センサー前にあるIRフィルターローパスフィルターをすべて取り払った改造機を購入。ローパスフィルターもないのでかなりシャープな撮像が得られます。レンズを使用した場合にピントが出ない、撮影には赤外カットフィルターが必要、偽色の発生などの問題もありますが、望遠鏡接続でしか使用しないなら写りにかなりのアドバンテージが得られます。
M57 リング星雲
EOS KISS X4IR改造
VC200L
ISO1600
露出7分を2枚合成
M27 亜鈴状星雲
EOS KISS X4IR改造
ISO1600
露出7分を2枚合成
ローパスフィルター、IRカットフィルターを除去したカメラは光害カットフィルターを使用して露出を今までの倍ぐらいかけると大変よく写ることがわかりました。儀色もほぼなくなりクリアフィルター改造機のようにヒストグラムも飽和しないので細部までとてもよく写ります。
NGC2237 ばら星雲
EOS KISS X4IR改造
75EDHFU
ISO1600
露出10分を8枚合成
NGC1449 カリフォルニア星雲
EOS KISS X4IR改造 75EDHFU
ISO1600
露出10分を8枚合成
M16 わし星雲
EOS550D IR改造 75EDHFU
ISO1600
露出8分を8枚合成
NGC4725
EOS KISS X4IR改造 BKP200
ISO1600
露出10分を8枚合成
M66(トリオ銀河)
EOS550D IR改造 BKP200
ISO1600
露出10分を8枚合成
M100
EOS550D IR改造 BKP200
ISO1600
露出10分を8枚合成
M104
EOS550D IR改造 BKP200
ISO1600
露出10分を8枚合成
MILTOL
ケンコーからEDレンズを使用した程よいサイズのレンズが出ていたので使ってみた。残念ながら想像どおり周辺コマ収差が大きく天体写真には向かないものでしたが、画像中心部はハロも少なくEDレンズらしい発色と写りですごくもったいない。
専用フラットナーを開発するか、2インチスリーブにしてくれれば汎用コマコレクターが使用できるので是非改良してほしいところです。ドローチューブの内側にフィルターネジがないのも残念。
絞りがないし、マニュアルフォーカスなので鳥や風景撮影も難しく、天体用として割り切って改良してくれればミルトルの名前の通り使える鏡筒になりそう。惜しい・・・
上の記述から約1年後、ケンコーがフラットナーを作ってくれたので早速使用してみた。
周辺のコマ収差は完全に補正されていて、EDレンズで作ってくれたのでハロもなくかなり良好な描写になった。タカハシのFS-60Cぐらいには写る。フラットナーと本体で8万円もしないのでコストパフォーマンスはかなりいい。レンズ径が6cmぐらいしかないので少々長めの露出が必要なのと、ミルトル本体が個体によっては光軸に偏心のあるものがあるので天文ショップで購入するほうがいいでしょう。
こうなると次は0.8倍でもいいのでフラットナーレデューサーを作ってほしい。
大きな星雲を撮影しているとフルサイズが欲しくなってくる。
EOS6Dが安くなってきたので購入してみた。画角が広いので星雲の構図取りがとてもしやすくなった。アンドロメダ銀河は800mmニュートンですっぽり収まるし、カモメ星雲は350mm屈折鏡でちょうどいい。網状星雲もカメラを回して何とか収めようとする必要もなくなり北上構図でそのまま撮影できる。そのうえISO感度が25600まで使えるので、ガイドなしの短時間露出でも撮影が可能。
IC2177 かもめ星雲
EOS 6D IR改造
プロミナー500mm F4
ISO2000
露出7分を6枚合成
IC1396
EOS 6D IR改造
75EDHFU
ISO2000
露出7分を6枚合成
網状星雲
EOS 6D IR改造
MILTOL400mmF6.7
ISO1600
露出10分を8枚合成
アンタレス付近
EOS 6D IR改造
75EDHFU
ISO1600
露出7分を10枚合成
登録されている天体の数が少ないことを除けばそれほど不満のないSXD赤道儀でしたが動作が良さそうなのでSXP赤道儀に変更してみた。オートガイドの追従が驚くほどスムーズ。欲を言えば風やリモコン操作などちょっとした振動を拾ってしまうことがないぐらい頑丈にして欲しい。天体の数もスカイセンサー同様に増えて、彗星軌道要素もコントローラーから入力できるので、スターブックに比べてかなり快適。
スカイセンサー仕様に改造したSXW赤道儀のモーター動作があやしくなってきたので、SXW赤道儀ををSXP赤道儀よりも丈夫そうなケンコーEQ6pro赤道儀に変更。導入精度はビクセンよりかなり良い。子午線超えて反対側の星でもほぼ真ん中に導入してくれる。使い始めはオートガイドが安定しなかったが数回使用してたらあたりがついてきたのか安定してガイドしだした。20cmクラスの長焦点鏡を載せても全く安定してるし、少しぐらいの風にもびくともしないのでかなりコストパフォーマンスの良い赤道儀。

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